世界を大きく変える5G革命。4G5Gの違いとは?既に6Gも開発されている?
日本の携帯通信電波
こんにちわ。皆さんは携帯電話を用いて何をされますか?
中には携帯電話では通話とメールだけできればいいという人もいれば、私のように、インターネットをメインに用いているという人もいるかと思います。
この携帯電話の電波を世代と呼ばれています。
皆さんは携帯電話で第何世代を利用されていますか?
日本で現在最速の世代は4Gと呼ばれるものです。そして来年春から5G、第5世代と呼ばれる通信電波の事です。
五世代5Gまでの歴史
1G(第一世代)
現在最新型のスマートフォンにに対応する規格は4Gと呼ばれる第四世代です。
昭和から平成に変わるころ、バブル時代の時に流行した自動車の中で通話ができる携帯電話が発売されましたね
その当時はアナログで1Gでした。
・1980年代 アナログ方式でした。
2G(第二世代)
その後の1993年世に出回った規格は第2世代と呼ばれる2Gです。2Gでは電子メールの利用、遅いですがインターネットに接続できるようになりました。
・1993年からの規格。28.8キロbps(1秒間に転送できるデータ量)
3G(第三世代)
2000年に入り、第三世代と呼ばれる3Gが主流になりました。
3Gでは写真や動画を撮って送受信したり、また海外でも使える携帯へと進歩しました。
・2001 年~ 3.0G 384キロbps(1秒間に転送できるデータ量)
2006年~ 3.5G 14メガbps(1秒間に転送できるデータ量)
2010年~ 3.9G 100メガbps(1秒間に転送できるデータ量)
4G(第四世代)
2015年には第4世代と呼ばれる規格にパワーアップ、画像や動画をダウンロード、アップロードする時間が格段と短くなり快適になりました。
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2015年~ 1ギガ bps(1秒間に転送できるデータ量)
例えるならば、1Gは険しいい山道で歩きにくい。2Gは砂利道で快適とは程遠いレベル。3Gは砂利ではないが凸凹道。4Gは一般道 5Gは高速道路。のような道でしょう。
そして来春から期待の5Gへと進化していくのです。
5Gのメリット(第五世代)
・2020年春~10ギガbps以上(1秒間に転送できるデータ量)
・大量のデータを高速で送受信することができる
・通信速度が格段に上がる。
・同時に膨大な数の機器に接続でき、情報伝達が遅れることはほぼ無しだと言われています。
・鮮明な映像をリアルタイムで映します。なので自動車に乗る方であれば、5Gとの接続によりブレーキやアクセル作動の情報が瞬時に伝達されるので運転の際の安全や確実性に多大な貢献ができる。
・医療で遠隔治療が実施されれば、田舎に住んでいる人が街中にある学病院や有名な病院にわざわざ出向かなくてもいい。
・農業を営んでいる方であれば除草や収穫などを農業用マシーンと連携させより効率的に労力を省いて作業する事ができる
・ドローンがより鮮明に多岐にわたり活躍されることが期待できる
・4Gの際通信量が多く電波がつながりにくい、いわば電波渋滞がちょいちょい起きていたが5Gではこの渋滞が改善される。
・4Gより低コストでエコにつながる
このように5Gは世界中で注目されていいます。5年後には普及率が進み15億人が5Gを利用すると予測されています・
5Gが普及してデメリットはあるのでしょうか?
5G普及のデメリット
・プライベート侵害の心配。
5G普及で生活のあらゆる面で5G電波を使うと、その分プライベートを除かれる可能性が高くなります。電波を多岐に使用する分セキュリティも強化しなければいけませんね。
・電波障害
例えば、車や仕事の機器に5G電波を用い仮に電波障害が起きれば機器が止まったり最悪事故につながる可能性もあります。
日本は特に災害多いですから、大地震台風で電波障害が起きた際怖いですね。
・電波の波長が増える
4Gより5Gの方が電波の波長が短く、その分アンテナを多く設置する必要があります。このアンテナが増えれば増えるほど私達は電波に照射されるわけですから人体に与える影響も増えます
アメリカや一部のヨーロッパでは5G電波付近で鳥が大量に死亡したり、人が頭痛や体調不良に悩まされるケースが実際に出ているそうです。
5Gを扱えるキャリアは?
現在日本では NTTドコモ、au, ソフトバンクが5Gの導入する予定です。
当然、5G使用の基本料金は上がるものと思われます。
6G(第六世代)とは?
6Gと第六世代とよばれる通信システムです。5Gの後は当然6Gへと移行されます。
そしてこの6Gアメリカ合衆国大統領トランプさんも既に言及しています。
5Gの登場によってダウンロードの速度が高速化して快適になります。煩わし待ち時間は減少されることでしょう。
しかしイギリスの携帯電話会社 ボーダフォンの技術責任者は次のように述べています「5Gは数年後にはネットワークに接続されている「モノ」の数を処理しきれなくなる」
何故なら今後登場するであろう様々なiot製品が複雑化したり、データの需要が大幅に増加したりとネットワークの負担が増えるからです。
ITU (世界電気通信連合)においても2030年の6Gネットワークに向けた研究グループが発足しているんです。
アジアでは中国が2020年に正式に研究開発がはじまります。
韓国ではLG電子が6G研究センター設立を発表しています。
6Gで期待される事
6Gは5Gよりも通信容量が拡大し通信も高速化します。情報処理のスピードも爆発的に速くなります。
アメリカマイクロソフト社が開発している3D映像を用いた遠隔操作も実現できる。
5Gよりもさらにきめ細かい3D映像を利用したコミュニケーション。6Gが普及されればまるで直接会って話しているかのような鮮明さを体験できるそうです。
映画やゲームの分野でも更にリアルな世界を楽しめるようです。
最後に
日本では来春からよいよ5Gがスタートします。それと同時に世界ではすで6Gの研究がすすめられています。
より早くより快適になる世界。それと同時にリスクを回避するためにも自己管理がより一層求められるかもしれません。
正しい知識と使用を心掛けこれからもハイテク社会と共に歩んでいけたらと思います。
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