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日本と中国ってここまで違う?中国のタブーが興味深い。

日本と中国ってここまで違う?中国のタブーが興味深い

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はじめに
こんにちわ。春よこーいです。
2020年度のオリンピックに向けて毎年多くの外国人が日本に訪れていますね。
その中でもとりわけ中国人が日本に来る人数って凄いものがありますよね。
2018年度は830万もの中国人が日本に訪れました。これは訪日外国人の中でトップです。
 
なので東京の銀座や秋葉原なんか特に「ここは中国?」と思ってしまうほど中国人でごった返していますね。
 
また日本人も多く中国に行っています。
 
 2017年に訪中した日本の旅行客は268万人で、前年同期比3.6%増、2018年上半期は131万人、前年同期比0.7%増だったそうです。
多くの方が中国に訪れているんですね。
 
 
そして中国と日本って同じアジア人で、同じ漢字を使う文化なのに文化や生活スタイル、考え方そしてタブーとされている事って全然違うんです。
 
中国人と接する際に彼らの考え方を理解できているなら今後も良好関係を築けるのではないでしょうか。
 
そこで今日はここ中国から中国の生活でタブーとされている事をレポートしたいと思います。
 
 
 
 
 

 中国のタブーとは?

 
 
 
1 時計を送る
中国では時計をプレゼントとして送る事はタブーです。
中国では送终(ソンジョン)という発音になり、「人生が終わる」という意味にとらえられてしまうからです。
腕時計?はどうでしょうか?
日本ではプレゼントの主流として腕時計を送る人も多いのでないでしょうか?
 
腕時計に関しては別に嫌な気持ちはしないという人もいれば、腕時計でもちょっと嫌だという人がいます。
若い人はそんなに気にしないかもしれませんが年配の方は気にする人もいるかもしれませんね。
 
 
2緑の帽子
 

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付き合っている相手、もしくは、結婚している相手から、浮気をされた。不倫をされてしまった。その人がかぶる帽子 いわゆる心に傷を負った人が被る象徴が緑の帽子なんです。
ですから、街中で緑の帽子をかぶっている人は見た事ありません。もしかぶろうものならものなら周囲から笑われるか、憐れみの目で見られる事でしょう。 
 
 
 3 傘と扇子
 
「傘」や「扇子」中国語の発音では「雨伞」(ユーサン)、「扇子」(シャンズ)と言います。これらの言葉は、中国語の「解散」(ジエサン)、「离散」(リーサン)の「散」(サン)という言葉を連想させます。つまり、関係が終わる。離れ離れになってしまうという意味になってしまいます。  
 
 
4 ハンカチ ネクタイ 靴
ハンカチは涙を連想させるイメージなのでよくないとされています。
涙は悲しいイメージを連想し、縁起が悪い品物です。
 
また女性が恋人以外の男性に「ネクタイ」を贈るのもNG。
 
これは相手を束縛する。首を締めて相手を拘束するという意味になってしまいます。
 
「靴」は地域や年齢にもよるかもしれませんが、靴を贈るのは「厄介払い」を意味するのでよくないです。
 
 
 5 数字の4 と250 
 
数字の4は日本と同じ。4は不吉な数字だと考えられています。贈り物などでは絶対に使っては行けない数字です。
これは中国語で4が「死(スー)」という発音と同じだからです。
 
縁起のいい数字は8で「繁栄」を言葉と発音が似ている為、この数字は喜ばれます。 
 
250の数字は間抜け、アホといった意味の表現になってしまいます。ですから、レストランやホテルの料金でも250という数字はあまり見ません。250の代わりに、240とか260という数字を使います。 
 
チャイナデータ
 
 
6食事は最後残す
 

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日本ではかなりマナー違反とされている食べ残し。
これは中国では逆に礼儀のある行為とされています。中国では料理を食べきれないほど出すというのが礼儀と言われているので、量が多かったら無理して全部食べなくていいんです。
 
レストランでよく見かけますが周囲のお客さんはほとんど料理を食べ残しています。
 
 
  7割り勘を好まない

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中国語が分からない時、レストランの前でよく大の大人が大声で喧嘩してるなぁと思っていました。
 
でも中国語が聞き取れるようになってくると、彼らは決して喧嘩しているわけではなかったんです。
「俺がここは払う」「いや、今回は俺に払わせてくれー」こんなやりとりを大声でしてたんです。
 
それくらい、彼らは割り勘を好まず、そして他の人に奢ってあげたいという親切心から大声で話していたんですね。
 
またカップルの関係となると、ほとんど毎回男性がお金を払う文化です。中国人女性とお付き合いする場合はこの文化を理解しておきましょう。
 
 8 女性から好きな人に告白しない
 

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中には勇気ある女性もいますが、基本的に男性から告白します。
中国人女性と聞くと、強くて人目を気にしないというイメージを私自身もっていましたが、恋愛に関しては別です。
女性から告白するというのはまだまだメジャーな行為ではないです。
 
ですから女性がもし好きな男性がいるならば、プレゼントを送ったり、周囲の友人経由でそれとなく男性の耳にいれて告白させるという行動に仕向けていきます。
 
 9自分の親を老人ホームにいれない
日本では、自分の親を老人ホームに入れるという行為は、特になんの批判も受けませんが、ここ中国では違います。
 
中国は家族との繋がりを大切にしますので、自分の親を老人ホームに預けると、周囲から非常に白い目でみられたり批判されたりします。 
お世話になった親に子が最後は面倒をみるという考え方が強く残っています。
 
 
 10 結婚前にマイホーム購入する
中国人は結婚する前に男性がマイホームを購入していないと、親が結婚を許してくれないという人が多いです。
しかし年々家の値段や物価が上昇している中国において結婚前に家を購入する事はかなり困難です。ですから結婚を考えている人にとっては深刻な問題と言えるでしょう。
 
 
 
また結婚前に、車も購入しておくよう相手の親から要求される事も多いです。 
ただでさえ男性女性の比率が違う上に、このような要求があれば中国人がストレスを抱えてしまうのも理解できますね。
中国では男性の数の方が圧倒的に多いです。
 
 

最後に

 
 
今日は、中国のタブーを紹介させていただきました。日本とも遠いようで近い中国。是非ともお互いの国民性や文化を理解し良好な関係を築いていけたら良いですね。       
 

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