日本人と中国人の人見知り内気バトル!? 勝者はどっち?
人見知り内気の定義
皆さんは自分が内気だな、と思う事はありますまか?
日本人は比較的他者との関係を重視するので、自分の意見を表現しない、いわゆるうちきな人が多い国の1つだと思います。
多くの人は大人になるにつれて、内気を克服できるものですが、ある調査によると、成人後の13パーセントは以前内気に悩んでいるそうです。
私もその13パーセントに入る内気だと思います。もちろん若い時と比べたら大分改善されたのですが、やはり完全にそれを断ち切る事は出来ません。
やっぱり人前で話をする時は緊張しますし、会議の場などで自分の意見を主張する時もやはり未だに挑戦となる事があります。
Aさんとの出会い
そんな内気な私は中国で内気なAさんと出逢いました。友人と食事をしに行った時たまたま
Aさんも来てたのです。Aさん特徴としては男性、27歳、眼鏡、細身、ボウズ頭。
その日wechatを交換して終わりました。
その後Aさんから時折メールが来ます。彼は日本語を勉強しているので私と会話をしたい様子です。
なので、今度私の家に遊びに来ていいよと言ったら、喜んで来週来る事になりました。
内気同士が自宅で2人きり!?
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1週間後Aさんが私の家に来ました。男性2人きりです。
心の声 (さーてなんの会話をしよう)
・私「日本語いつから勉強してるの?」
・Aさん 「1年前・・・」
・私「楽しい?」
・Aさん「まあまあ・・・・」
(沈黙)
・私「な、な、なんで日本語勉強しようと思ったの?」
・Aさん「・・・・」
・心の声(ん?スルー?あ、この質問まずかったかな。。。)
(暫しの沈黙)
今度はaさんが攻めてきました。
・Aさん「中国何年いるの?」
・私「4年」
・Aさん「・・・」
・心の声( ん? 終了?)
この時点でお互いもう悟っていました。そうお互い内気な人間で言葉数が少ないという事に、まして違う国籍。
同じ日本人同士ならまだ空気を読み合い、お互いあたり触りない会話が多少続くのですが、相手は中国人。日本のあたり触りない質問が通じないし、空気の読み方が明らかに違う。
国籍の違う内気と内気がしかもここ中国でバッテイングしてしまったから、もう大変です。
と考えてたら今度は
Aさんの攻め、「趣味は?」
私「旅行、中国で面白い場所教えて?」
・Aさん 「・・・・」
・心の声(え?まさかのシカト?それとも 僕の中国後通じてなかった?)
こんなぎこちない会話がその後も何回かお互い口火を切りしたものの会話が一向に膨らみません。
途中退場
チラっと時計を見たらまだ30分くらいしか経っていません。
まだ午後の14:30 夜の食事でもと非難するにはかなり早い時間です。
そんなこんなでシーンという気まずい修羅場もこの短時間で幾度も経験してくると慣れてくるもんです。
その修羅場が今度はちょっと楽になったというか。。。
そしてちょうど16:00頃、Aさんは用事があるから今日は帰ると言いました。
本当に用事があるのか?それはわかりません。何の用事?と聞いても話をごまかされました。
もしかしたら、彼も気まずい空気に耐え切れず、用事があると嘘をついたのかもしれません。
でもこの空気の重さ、もはや嘘でもいいです。
勝負の行方は?
その頃にはだいぶ無言の時間に慣れていたのでAさんが帰ると言った時、もっといればいいのにと思っているほどでした。
Aさんも満足した様子で、また来週来ると言ってました。
内心来週?はちょっとペースが早いなと思いましたが、また無言の会話を共有できる国際的パートナーとして彼が来るのを楽しみにしています。
今回の内気同士のバッテイングにあえて勝敗をつけるならイーブンといったとこじゃないでしょうか。。
人見知り内気の克服方法
今回の人見知り、内気バトルを経験して、改善していかなければならないと思いました。
今回私が感じたのは、相手への空気を読みすぎて、深みにはまってしまったこと。そしてその空気の読みは必ずしもあっているとは言えないと思いました。
誰しも空気を読む時、自分の主観がほとんどです。まして相手の事を良く知らない状態なのに、相手はこう思っているに違いない。などと考えるのは、合っていない確率の方が高いに決まっています。
よく知り合っている家族や恋人の事もすべて理解していないのに、よく知りもしない相手の事を全部知れているわけないんです。
そのことを理解していく必要があると思いました。
最後に
中国人のイメージは、皆おしゃべり好き。空気読まない。ですが、ここ大陸にきて内気、人見知りな中国人も意外と多いんです。
そして、中国で住んでいる地域でも格差があるかもしれません。
もし中国の友人ができて、相手が話下手。会話が好きじゃないという人がいましたら、事前に共通の話題を考えておくなどの対策をしておいた方がいいでしょう。