四川料理を確実に楽しむフルコース
四川料理
こんにちわ。
もし中国に遊びにきたら、そして本場の四川に足を運んだら必ず食べてほしい料理があります。
それが四川料理です。
そもそも四川料理とはなんでしょうか?
中国では 四川菜 Sìchuān cài、川菜 Chuān cài と呼ばれています。
中国四川省の郷土料理です。
酸(酸味)・辣(辛味)・麻(しびれ)・苦(苦味)・甜(甘味)・香(香り)・鹹(塩味)の7つの味で成り立つことで知られる。 特に痺れるような辛さを意味する「麻辣」(マーラー málà)が特徴的な味です。
何故四川料理は辛いのか?
四川省は土地柄盆地です。湿気がたまりやすくいつも霧かかっています。太陽が出て晴れるということはあまりありません。
湿度も高いので先人の四川人が辛い香辛料を用いた料理を発明しました。
辛い香辛料の料理を食べる事で、汗をかきます。その汗で体に溜まった余分な水分をとり健康や美容に役立てる。
また寒い日に辛い物を食べれば、体は自然と熱くなります。また暑い夏に辛いものを食べれば汗をかき体が冷える。
つまり私達の体がもつ自然のサイクルをフル活用したのが四川料理なんです。
実際四川は四川美人として有名な土地です。女性の肌は白く綺麗です。スタイルもいい人ばかりなので、日本で例えるならば東北美人のようなものでしょう。
四川料理が辛いのには訳があったんですね。
孤独のグルメのドラマでも五郎さん何度か四川料理食べてましたね
ここではあえて四川のお店は紹介しません。
何故ならよっぽどのお店を選ばない限り味はどこのレストランもそんなに大差ありません。
でも今回は、どの品を注文すればよいか?
その品目をご紹介します。
是非下記の6品目をセットで食べましょう。何故ならば、この6品目の料理が絶妙にバランス良く融合され最高の四川料理と変わるからです。そうチームプレーです。まるでサッカーのようです。各自パスを回して必ず皆で点をとりにくる。それが今回ご紹介する
6品目のメンバーです。
1 麻婆豆腐 (発音 マーボードーフ)料金 約30元 (500 円 )
日本でお馴染みですね。でも日本で食べる麻婆豆腐、全然違いますよ。
こっちのは本当に美味しい、そして辛い。私辛いの嫌いなんですがここに来て価値観と味覚変わりました。
日本のだと辛さが抑えられ、砂糖が入っているものまで存在します。
ですから日本で麻婆豆腐といってもテンションがあがらないおかずでした。
ですが本場の麻婆豆腐は本当に感動ものです。
ご飯がめちゃくちゃすすみます。あつあつの鍋で豆腐がぐつぐつ煮えています。
辛いんですが、無理なく最後まで食べる事が出来ます。汗だくだくになる事もありますが病みつきになる味です。
是非食べて下さい。
どうしても辛いの苦手ならば、微辣(ウエイラー)と言いましょう。辛さを抑えてくれます。
2 回锅肉(発音 ホイゴーロ ) 料金 約30元 (500円)
これはもう最強ですね。白米がすすみます。何杯でも食べれちゃいますね。王道の一品です。
日本だと野菜炒め?と思わせるような一品ですが、本場のホイコーロは違います。
味が濃縮されていてそしてどこか懐かしい味です。
具材は、小間切れ豚肉、ネギ、キャベツ、キノコ類、どの具材もそれぞれいい味を出しています。
3 空心菜 (発音 コンシンツァイ)料金 20元(300円)
緑のほうれん草みたいな炒め物です。シンプルながら美味しいです。癖になります。
味付けは塩と醤油です。そしてにんにく。
中国では生野菜を食べるという習慣がありません。野菜を専用の洗剤で洗う人もいるくらいんなので農薬が沢山ついているのでしょう。
ですから火を通して野菜をとります。
意識的に野菜の品を注文しないと栄養不足に陥ってしまいますので毎回野菜の品を注文するようにしてください
4鱼香肉丝(発音 イーシャンロース) 料金 約40元 (630円 )
細切り豚肉の豆板醤炒め。これは辛くないです。日本人好きな甘い味です。ご飯にもビールにも合います。
豆板醤の味噌味と砂糖で辛さはほとんどありません。
中国に来たての頃は鱼香肉丝ばかり食べていました。日本人がどこかほっとする味付けです。
5 汤(発音 タン) スープ 料金 約30元(500円)
これは店によって置いている種類が違います。だいたいどれも卵系か、キノコ系で辛くない、アッサリしたものです。口直しに是非注文してみてください。
6米饭 (ミイファン)白飯
ほとんどのレストランは無料です。そしてお代わり無料です。白飯の料金かかるレストランでもせいぜい一人2元程度です。
最後に
これらの品は1人で頼んだら多すぎます。中国人は複数で何種類か食べます。
なので3,4人の人数がいるときにこの品を食べてみて下さい。
だいたいこの品全て頼んでも料金も2500円前後とリーズナブルです。
どれも1品ずつ頼んでみんなでつまんで食べて下さい。
もちろんお店によって値段はまちまちですのでそこのところはご了承ください。
では是非四川旅行をお楽しみください。