人見知り どうしても直したい
誰でも知らない人と話す時は緊張するものです。でも人見知りの人は多少の緊張どころではありません。
一種の恐怖すら感じてしまいます。
そして「自分はどこかおかしいのだろうか?」と思ってしまいます。
でも高校生と大学生を対象にしたある調査では
「学生の80パーセントはある時期は内気で人見知りをしていた」と考えていたようです。
ですから人見知りって誰もが経験する事なんです。
私自信10代の頃は凄い人見知りで知らない人と直ぐ打ち解けるのを難しく感じていました。
そして未だにまだ人見知りな部分が残っていると思います。
またある時期、若い頃を経てもまだ人見知りの結構が強いなら早く直したいと思うのではないでしょうか?
人見知りの定義
人見知り - Wikipedia
では人見知りとはなんでしょうか?
他の人や特に初対面の人に心を開く事が出来ず不安になってしまう状態。
相手は全くの初対面な人もいれば、異性だったり、先生や上司という事もあります。
人と話す時につい気弱になってしまうのです。
そして人見知り内気な人は他の人と話す時間、絶えず自分に注意を向けてしまいます。
人見知りの人が起こる体の反応
- 心臓がドキドキして不安になります。
- 脈や呼吸が早くなり声が出せない事もあるかもしれません。
- 消極的な態度になってしまいます。
- 相手の顔や目を見る事が出来ません。
- 声量が小さくなる取り乱す自己主張できない。
人見知りは遺伝もしくは性格か?
人見知りや内気とは、その人の人格を表すわけではなく、行動、状況に対する反応です。
ですから人見知りは人の行動と関係があります。
そして人見知りは、自分で自分の事をどう思っているか?
つまり自尊心と密接な関係があります。
「自分には価値がない」「自分は面白くない」「自分に自信がない」
などと考えてしまいます。
この考えは、生まれつきのものではありません。
そして自分で自ら身に付けたというより、育った環境や、何かの経験に基づいて、身につけざるを得なかった考え方です。
ですから禁煙をするかのように、このネガティブな考えを捨てる事が出来ます。
何故人見知りになったか?
- 子供の頃いつも厳しく批判された、もしくは精神的ショック親の非現実的な期待があった
- イジメられた
- ストレスの多い環境にいた
- 外見や話し方を極端に心配する
- 自尊心の欠如
- コミュニケーションの技術を知らない
- 対人恐怖
- 他の人と比べたり競争心が強い
- 自分に期待しすぎて、面白い話、益となる話でなければ話さない方がいいと思い混んでいる
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人見知りの人が陥りやすい考え方
人見知りや内気な人は自分に対して非常に消極的です。
こんな自分だから「他の人に嫌われているに違いない」と考えてしまいます。
他の人は普通だが、自分は異常だとも思ってしまいます。
他の人と付き合っても嫌われたり、物事がうまくいかないと考えます。
そしてこの後ろ向きな考えに基づいて行動してしまうので、実際に物事が良くない方向に進んでしまいます。
この負のスパイラルの繰り返しをして、いつも自分に自信が持てずに苦しんでしまいます。
人見知りが引き起こす影響
人見知りの人は引っ込み思案になり、物事をはっきり言わず、自分に気を向けすげて他の人に気がまわりません。
この状態では、周囲の人から、プライドの高い人とか、友好的ではない、壁をつくる人、などというレッテルを貼られてしまいます。
他にもぼーっとしてるとか、世間知らずとまで思われてしまうかもしれません。
人見知りは直さないと損?
人前で自分に注意を向けすぎているので、他の人が発する情報をキャッチできません。
友達をつくり視野を広げるというチャンスを逃しています。
会議や友人との会話でも、自分のやりたい事を言えないので、いつも他の人のレールの上を歩かなければなりません。
自分が行きたくもない場所に行かざるを得なかったり、
食べたくもない物を食べる。
欲しくもない商品を買ってしまう。
意思表現ができないと仕事でも能力を発揮できず、悔しい思いをする事もあるでしょう。
ではどうすれば人見知りを直すことができるのでしょうか?
人見知りを直す方法
1 考え方を変える
人見知りや内気を変えるには、一夜にして直す事ができないので努力が必要です。
話している時、「相手が自分の事をどう思っているか?」
そのような考え方をしないようにします。
過去人に傷つけられたりショックな経験をすると人間不信に陥りやすいですが、自分にひどい事をした人が今向き合っている相手ではありません。
過去の経験を目の前の人に勝手にリンクさせているだけです。
つまり自分の過去と対話しているようなものです。
そして人は皆忙しく、他の人の事を考えている余裕なんてありませんし、直ぐ会話の内容など忘れます。
その事を理解していれば、仮に何気ない会話をして失敗したところでその人の記憶から直ぐに忘れさられると考えられるので会人見知りを克服できます。
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2 自分を好きになる努力をする
積極的な考え方をするように努力しましょう。
何もかも完璧な人なんていないです。
そしてどんな人にもいいところ、ダメなところがあるものです。
話している相手がすごい人のように思えても、良く知れば欠点があります。
そう思えば楽になれます。
そして私達自分自信、良いところがあります。
そこに注目して自分を好きになる努力をすれば、自信を持って話しをする事ができるもんです。
自分の事を好きになるのは難しいと感じるかもしれませんが、必ず克服できます。もし興味がある方は以前私が書いた自尊心の記事を読んでみて下さい。
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3 過去と決別する
過去に自分の意見を強く否定されそれがトラウマになっているかもしれません。
もちろん相手の話し方には問題があったかもしれませんが、覚えておきたいのは人の意見はいつも一致するといいう事はないです。
そして意見が違う=仲間外れにされたり、低くみられているわけではないです。
ただ意見が異なってただけという事を理解すると人見知りを直す大きなステップになります。
そして、過去に人から酷い事を言われたとしたらそれを真に受けないようにしましょう。
彼等の評価が間違えていたと思いましょう。
4 勘ぐらない
話している相手が、「自分を見下すんじゃないか」「信頼されないんじゃないか」
などと勘ぐってしまいます。
でもこれは間違った思考回路です。
そして会話の責任は自分が5割、相手も5割です
会話は一人でするもんじゃないですよね。
ですからその会話が盛り上がるも、盛り下がるも、面白い話になるのも、シラけた会話になるのも、相手にも半分責任があるんです。
全部自分のせいだと思わないようにしましょう。
相手にも会話の責任が半分あるんです。
5 姿勢と態度
会話をしている時の姿勢や態度も重要です。
背筋を伸ばしましょう。
真顔ではなく極力笑顔でいましょう。
そうすれば会話の雰囲気がほぐれます。
こちらが真顔で表情が乏しいと相手との会話が硬くなってしまうかもしれません。
また相手と目を合わせなければ、相手は嫌われてる?
とか話したくないのかな?と勘違いさせてしまいます。
アイコンタクトを適度にとりましょう。
そうすれば人見知りは徐々に直せるでしょう。
最後に
人見知りや内気な人って実はすごく多くて、芸能界やお笑い芸人にも多くいるんです。
そして皆、人見知りを直したい、という思いを実行に移し徐々に改善されたり、又その傾向と上手に付き合って生活しています。
本当の自分を出し、そして相手の本当の姿もも受け入れる。
それがコミュニケーションの真髄ではないでしょうか。