中国で泥棒に入られた。万全な対策をしよう
中国で泥棒!?
最近日本に帰国しました。約2週間ほど。日本に帰るのは本当に楽しみです。 中国で美味しく食べられない日本料理を堪能できますからね。 お寿司、焼肉、すき焼き、焼き鳥、ラーメン。。 そんな楽しい2週間を過ごして中国に帰国しました。
帰国後、数日してからマンションの管理費を払う為に、本棚に隠してある財布を取ろうとしたのですが、見当たりません。 あれ? ここにしまったはずなのに、うっかり違うところに置いたかな? 本棚の本や書類を全部取り出しましたが、見つかりません。
思いあたる棚や洋服タンスありとあらゆる物を整理してみたのですが一行に見当たりません。 アルツハイマーにでもなったか?と思い、自分がどこに財布を置いたのか?何時間も考えましたが、やはり本棚に置いた記憶しかありません。
しかも本棚の近くの机に結婚指輪を置いていました。(最近太ってしまいキツくなっていたので一時的に外していたんです) その指輪もありません。
そのあたりから、もしや泥棒?という疑惑に変わりました。 私は自慢ではないのですが、お金関係に関する整理や所在はかなりマメで、どこに何を置いた。 幾ら入っている。そこに入っている銀行カードやクレジットカードは何でどの番号か? メモしていますし、今まで財布を無くしたという事が一度もありません。 中国で泥棒? かなり面倒です。
幸い、財布の中身は現金2000元程度で、銀行カードやクレジットカードはありませんでした。
でも泥棒が家に入っていたと思うときみ悪いです。 そこで今回中国の泥棒の手口について調べてみました。
1 家に入る泥棒
中国では春節といわれる年末(12、1月頃) は非常に泥棒が多くなります。 窃盗団もよく現れるどうです。 そして、マンションのガードマンがいようが、監視カメラが付いていようが、業者のフリして、住民のふりして入って来ます。 そして肝心のドアは特殊な工具を使い10秒程で空ける事が出来るそうです。
今は暗唱番号や指紋などのセキュリティー度が高いものもありますが、プロの泥棒には容易く開ける事ができます。
またマンションの階数が1〜5階くらいまでだと、外からよじ登って入って来るケースもあります。 もし1〜5階の低い階に住んでいるならば、窓の戸締りはきちんとして下さい。
そして窓の外に泥棒よけの柵を取り付ける事ができるなら取り付けましょう。 低い階であれば多くのマンションでは設置してあると思います。
家に入って来た泥棒は、大きな物は盗らないそうです。
例えばテレビや洗濯機など、どんなに高価な物でも、マンションの入口から出る時に怪しまれてしまうからだそうです。
なので狙うのは、財布やアクセサリー、時計、パソコン、携帯などです。
2 夜に忍び込む泥棒
夜寝静まった時に入ってくる泥棒もいます。
ここで注意したいのが、もし夜中物音がして泥棒の気配がしても絶対にベッドから起きない事です。
泥棒と顔を合わせた瞬間、襲われるというケースも決して少なくないからです。 もし夜中に物盗りの気配がしたら、金銭よりも自分の身を守りましょう。
3 街中で
日本だと道を歩いている時、電車やバスに乗る時、喫茶店やレストランで食事をする時財布や携帯が盗まれるかもしれないと絶えず心配する事はないと思います。 でもここ中国は違います。 場所にもよりますが、かなりの確率で財布や携帯を盗まれます。 自分が自転車をこいでいる時に鞄から財布が盗まれたというケースも聞きます。 小さな子供が盗むという事もありますので、中国では気を緩めないようにして下さい。
どのような対策が必要?
1 家の鍵をセキュリティーの高いものに切り替える。
プロの泥棒からすると、どんなドアでも開ける事が出来るそうです。でもいくら泥棒でもセキュリティーが低い一般のドアとセキュリティーのガードが堅いドアであれば、セキュリティーの低いドアを選ぶものです。 タオバオというショッピングサイトで安い物だと200元位でセキュリティー機能の付いた鍵が売っています。もちろん鍵の芯から交換する必要があり業者を頼む必要がありますが安全を考えると安いものではないでしょうか?
2 監視カメラを設置する
今では携帯電話と提携して家の様子を撮影録画できる監視カメラもあります。 家の中で顔認識をしておき、自分家族以外の人が家に入ったら自動的に写真を撮ってくれるタイプもあります。
3 家の中で隠す場所を考える
財布やアクセサリーなどの効果な物は、隠しておきましょう。中国人の友人いわく、冷蔵庫の中、靴箱の中などは泥棒も見落とすエリアらしいのでそこに隠すといいかもしれません。 私はベターな本棚に財布を隠しておいたので直ぐに見つかってしまいます。
4 警察に通報
中国の警察は泥棒に対して積極的に動きません。
というかあまりにも多く一軒一軒対応してはいられないといった方が現実的でしょう。 それでも総額800元以上の被害があれば、被害届を受理してくれるので一応警察に届け出をしてもいいかもしれません。
5 外国人だと口外しない
中国の一部の間ではいまだに外人=金持ちという概念があります。マンションで日本人が住んでいると噂になることも。
そして泥棒は同じマンションの住人というケースもありますし、住人から情報をもらうということもあり得ます。
自分が外国人であることを周囲に知られない方が得策と言えます。
最後に
以上、中国で泥棒に入られたた時の対策をレポートさせていただきました。 日本とは違い泥棒の数も多いですし、安全ではありません。特に春節前には泥棒の動きも活発化しますので、くれぐれも御用心下さい。