中国美人キャビン アテンダント のため息
中国美人キャビン アテンダント のため息
私は日本語教師の仕事を通して、中国人のキャビン アテンダントと出会う機会が多々あります。
彼女達は日本語を勉強しています。そして、高いお金を払っても1;1の個別指導を好み日本語を勉強しています。
キャビン アテンダントといえば、英語が話せて、頭も良く、背が高く、そして美人、そんな才色兼備の女性が就ける仕事の1つとして高き難問の職業というイメージがあります。
ちなみに今はスチュワーデスとは言わないみたいです。どこの航空会社もキャビンアテンダントとか、客室乗務員、CAなどと名称を変えているそうです。
中国の航空会社
中国南方航空、 中国東方航空、中国国際航空、海航集団航空、が有名な大手航空会社です。
皆さんも利用した航空会社はありますか?
中国のキャビン アテンダントの給料は、航空会社によって別れてくると思いますが、私が日本語を教えている彼女達が自分で言ってた金額は、日本円に換算すると月額15万前後の人もいれば25万前後だという人もいました。それとは別にボーナスや手当などがつくようですが・・・
思ったよりは多くはないなというイメージです。
なので日本に仕事で行った際は日本製の化粧品やウイスキー等を買って、中国で高く売っているキャビンアテンダントも珍しくないとか。
では中国人キャビン アテンダントが何故日本語を勉強したがるのでしょうか?
私が教えている生徒さん達の場合・・・
中国のキャビン アテンダントは何故日本語を勉強したい?
キャビン アテンダントAさんの場合。
中国大手の航空会社のキャビン アテンダントとして3年勤務、
見た目は観月ありささんのような美人。性格はおとなしいです。
もちろん日本語を学び始める学生で多いアニメ、漫画オタクではありません。
私「どうして日本語勉強始めたの?」
Aさん 「ANAに転職したくて」
私「今Aさんの航空会社も大手だけどANAがいいの?」
Aさん「給料はそんな変わらなくても、福利厚生や待遇がANAの方がいいんです。今の航空会社に勤務は疲れちゃて」
私「仕事大変なの?」
Aさん「はい、もっと自分の可能性もチャレンジしたいですし、楽しく仕事したくて・・・」
彼女の現在働いている中国の航空会社だって超大手。名門ですがやはりキツいとの事。
そして日本語を学んでANAの転職試験を受けたいとの事でした。
中国人キャビン アテンダントから見るとANAは安定していて従業員にも働きやすい環境があるんだとか・・・・
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キャビンアテンダントBさん
中国大手キャビン アテンダントに5年勤務
見た目は新木優子さんのような、美人、ブランドが似合う大人の女性という雰囲気です。
私「何故彼女は日本語を勉強始めたの?」
Bさん 「転職したくて・・・」
私「なんで転職したいの?」
Bさん 「同じ業界で働く事はともかく、今の航空会社で働き続けるのが嫌なんです」
私「そっか、大変なんだね」
Bさん 「日本語を使って貿易関係の仕事できたらとも考えてるんです」
「そしてもっと視野を広げたいんです」
最初は夢見たキャビン アテンダントのお仕事、でも実際は体も使うし、地味な作業。
キャビン アテンダントの仕事だけだだと、どうしても他の世界に疎くなる。転職をしてよりやりがいのある仕事につきたいようだ。
キャビン アテンダントCさん
中国大手の航空会社。10年勤務
見た目は井川遥さん。上品で静かな雰囲気です。
私「どうして日本語の勉強始めたの?」
cさん 「本当は美術が好きで大学も美術専門でした」
私「ふんふん」
cさん 「でも美術で仕事していくのは無理だと思ったんです」
私「ふんふん」
cさん「それで身長の基準も満たしてたからキャビンアテンダントの試験受けたら受かって」
私「日本語はまたどうして勉強してるの?」
cさん 「私は国際線が多くて、その中でも良くイギリス、ドバイ、オーストラリアに良く行きました。でも外国にはあまり興味がないんです。でも日本は別。すき焼きが大好き、そして空気も環境もいい。いつか日本で暮らしたいって思ったんです。」
私「確かに、中国と日本の環境は全然違うよね。中国から日本に帰国する度に毎回感動もんだよね」
Cさんもやはりキャビン アテンダントのお仕事にマンネリ気味。そして日本語を生かして自分の好きな環境で暮らしたい。
中国美人キャビン アテンダント達の共通点
その他にも何人かのキャビン アテンダント日本語のレッスンをさせてもらっていますが、どの方も似たような理由で日本語を勉強しています。
そして共通してるのは、今の会社でキャビン アテンダントという仕事をすることに疲れている。きっと私の想像以上に体にもこたえる職業なんだろと思います。
中国は人口が多い分、社員に対しても使い棄て的な要素があります。代わりはいくらでもいるからです。そのようなプレッシャーとも彼女達は日々戦っているのかもしれません。
そしてキャビン アテンダントという華やかな憧れの世界に映りますが、やっている仕事は地味。もっと自分の能力を生かしてバリバリやりたいという人にはどこか窮屈で退屈な仕事なのかもしれません。
最後に
美人で頭も良く一見華やかな世界で働いている彼女達のため息を聴きながら
私は日本語の勉強を教えています。いつしか彼女達が自分の本当にやりがいががある人生を見つけそこに飛んで行けるように。
GOOD LUCK!