いじめに遭った時のベストな対策
いじめの対策は?
最近私の姉の子供が学校でいじめにあっているという相談をされました。
自分が可愛がっている姪っ子です。凄く不愉快な気持ちになったと同時に、何か出来る対策がないか、今回はいじめに遭った時の対策を調べレポートさせていただきます。
いじめが起こる場所
いじめって、軽いものから命を落とすほどの深刻なレベルのものまであると思います。またいじめが起こる場所も学校や、職場、また地域社会やサークルのような集合体や、
家庭の中に至るまで多岐にわたりますよね。
日本では,小学生の15%が,いじめられているというデーターがあるそうです。
独立行政法人労働政策研究・(2014年1月実施)」によると、日本の職場では「いじめ・嫌がらせ」を経験したという人の割合が多いのにびっくりします。過去1年で、いじめ・嫌がらせやパワーハラスメントとみられる行為を職場でうけた経験のある人の割合は、なんと34.0%と3人に1人にのぼります。
ですからここ日本では、学生の時だけに限らず、あらゆる年齢層と場所ででいじめが起こるということですね。
ではそもそもいじめとは何でしょうか?
いじめとは?
いじめは単純な嫌がらせや、暴行とは違います。ほとんどの場合は、小さな悪意のある仕打ちが、繰り返され、一定期間続きます。
いじめの頻度は一度限り、もしくは指で数えるほどというものではありません。
またいじめの研究をした報告書によると、いじめは、陰湿でしつこく、攻撃して、力関係においてはっきりとした差があるときにいじめとして当てはまると書いてありました。
ですから、きっかけはどうであれ、「ある特定の人を傷つけようとか,ストレスを与えて苦しめる、故意に嫌がらせをする」という事がいじめになります。
そしてある程度の期間が関係しているということです。
大きく分けるといじめは3つに分類できます。
1、暴力によるいじめ
いじめの標的となる人を叩いたり、蹴飛ばしたり、相手に物を壊すという事も一種の暴力的いじめと言えます。
主に学生時代にこの手のいじめに遭う人が多いかもしれませんね。また家庭の中での暴力はDVと呼ばれています。
学校であれ、家庭であれ他人への暴力は犯罪になります。
2 言葉によるいじめ
相手を悪意のある言葉で冷やかしたり、うわさを広めたり、辱めたり、これは、snsなどを通じてされる事もありますよね。。
3年A組というドラマでも取りあげられていましたが、ネットを通じてのいじめは今どの年齢層でも受けうるいじめの1つといえますね。
3 人間関係を壊すいじめ
これは女性に多くあると言われていますが、特定の人と特定の人の関係を悪化させるた為に周囲を巻き込んで、うわさを広めたり、仲間はずれにしたり、その人がわざと失敗するように仕向けたり。
女性の世界は大変だと思いますが、いじめの標的にされたらたまったもんじゃないですね。
女子中学、高校とか、だとこの手のいじめが多いかもしれません。
また女性が多い職場ではでは、男性が女性からのいじめの標的にされうつ病やノイローゼに陥る人も少なくないとか
ではどんな人がいじめの標的となってしまうのでしょうか?
どんな人がいじめに遭う?
1周囲と違う人
背が高い、低い、太っている、痩せている、など、人と違う事があると、それを個性とはみられずいじめの対象となる事があります。
ちょっと個性を出したり、自分の意見を言うといじめの対象になったという人も多いかもしれません。
出る杭を打つ風習が未だに日本はあると思います。
2 性格
いじめを題材にしている本にはこう書かれていました。
いじめられる人にに共通に見られる特徴として,「心配症や,内向的な人、慎重な性格、敏感,低い自尊心」などがあり、特に、いじめられると人前で泣いてしまうなどのリアクションがあるそうです。
ではどんな人がいじめをするのでしょうか?
いじめをする人の傾向をつかんで対策を考えましょう。
いじめをする人
1育った環境
多くの場合、いじめをする人は、小さい頃に自分の親から良くない影響を受けた人が多いそうです。
親が子供をいじめたり、お父さんがお母さんをいじめていたり、もしくは、親はいじめはしていないものの、家庭に無関心だったり。
又は、何か問題があったら、力で解決するように親から教えられていたり。
このような家庭環境で育つと、言葉や暴力で人を攻撃する事が悪い事だとは思わずに、成長して大人になった後も自分が人を無意識にいじめてしまう。そして本人はいじめをしているという意識がない事がほとんどだそうです。
2、自分自身いじめられた過去がある
また他にも自分自身いじめの被害者だった場合は、その反動で他の人をいじめ事があるそうです。あるいじめをしている人も心に傷をもつ被害者であるのでしょうが、だからといって他の人をいじめても良い理由にはなりません。
では自分がいじめにあったらどう対策すれば良いでしょうか?
いじめに遭った時のベストな対応
1 大げさなリアクションをしない。
大げさに反応してしまうと、相手はそのリアクションの大きさから、また次のいじめを考えてくるかもしれません。そのリアクションを見たいからです。ですからいじめられても、冷静な行動をしていれば、相手は飽きていじめをやめるでしょう。。
2 やり返さない
相手からいじめられたら、やり返したくなるもんです。。「この野郎」と思います。
でもやり返したら、相手の思うツボ。相手のいじめがどんどんエスカレートしてしまいます。ですからやり返すというのは得策とは言えません。
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3 いじめに遭いそうな場所に行かない
いじめをする人がいる場所、いじめが起きそうな場所を予想して、そこを避けるという事です。
学生であれば、通学の道を変えたり、放課後遊ぶ場所を変えたり、また職場であれば、いじめを受けそうな場所、例えば、会社帰りの飲み会や私的な集まりへの参加を減らすという事が出来るかもしれません。
4 ユーモアで返す
真正面からリアクションをとるのではなく、ちょっと自分を低くして、ユーモアで返す。「太ってる」などと言われたら、真正面から返さずに、「いいダイエット方法教えて〜」など、軽く受け流しておけば、いじめの対象からノリのいい奴に変わります。
私も以前職場でも上司から攻撃の的になったとき、軽いノリで、そしてユーモアを持って対応してたら、いつしかその攻撃はなくなりました。ムキにならないことです。
5 はっきり言う時が来たら言う
もし、こちらがユーモアの返答や、下手に出ても、相手のいじめが終わらないなら。
はっきり、でも喧嘩越しにならないように、伝えるのも効果的です。
「そのような行動は、不愉快だ」「やめてほしい」とはっきり伝えましょう。
特に相手が大人で尚且つ職場であればこのやり方は効果的かもしれません。
ポイントは、はっきりです。弱弱しい態度ではなくかと言ってけんか腰にならず、堂々とはっきり言いましょう。
6 無視
色々手を尽くしてもまだ相手がいじめてくるようなら、相手を無視するというのも効果的です。しつこいいじめを受けるなら、無視しましょう。そして、その場を立ち去りましょう。たいてい無視すれば、相手はつまらないと思うものです。
7 自信を持って堂々と
いじめをする人の嗅覚は鋭いです。自分に自信がない、弱そうな人を狙います。ですから、自分に自信を持って、いじめられても堂々としていれば、いじめの当事者はほどんどの場合やめるでしょう。いつも毅然とした態度でいましょう。
8 第三者に話す
子供であれば、先生や親に。職場であれば、信頼出来る上司や、独立した機関に相談すれば、対応の仕方や対策を共に考えてくれる事でしょう。
学校でもいじめ問題はナーバスになっています。職場でもパワハラ、セクハラの意識が高いです。家庭でもネグレクト や児童虐待への対策が日に日に高まっています。
第三者に伝えることは、なんの恥ずかしいことでもありません。
是非第三者の人もしくは機関に相談して下さい。
最後に
今回はいじめに遭った時のベストな対策についてレポートさせていただきました。
いじめの問題は、いつの時代にもどんなコミュニティに属してもなくならない問題だと思います。でも仮に自分がいじめられたら。きちんとした対策をして解決する事ができます。また、周りの人がいじめにあったら助ける方法はあります。そして少しでもいじめから解放される人が増えるといいなと思います。
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