タトゥーを後悔している人が実は多い理由
タトゥーは見栄?
「虚栄心は,理性をのみ込む流砂である」と,フランスの小説家は書きました。確かに,私達が虚栄心を張るためにする行動は,時として賢い選択とはいえない事もあるかもしれません。
例えばある女性は,できるだけウエストを細くしようとして,おなかにコルセットを巻き,ほとんど息もできないほどきつく締め上げました。ウエストを極限まで細くしたと自慢する人もいました。でもこれでは健康を害してしまいます。
健康を害する虚栄心の一つとして、現代の男性や女性は簡単に入れ墨<タトゥー>をいれます。もちろん私自身、それが正しい、悪いというわけでではない。
個人の自由があります。表現の自由があります。また タトゥーをいれているからと反社会的な人だともいえません。
ただ実際に軽はずみにタトゥーをいれてしまい、後で後悔している人もいるのも事実です。
タトゥー後悔する理由
男性Aさんの場合 当時付き合っていた彼女の名前と彼女が好きな花を腕に入れました。結婚まで約束しましたが破局。その後彼女の名前と彼女が好きだった花を自分の体に見る時なんてつまらない事をしたのだろうと後悔しています。
女性Bさん
当時コギャルの流行で腰にタトゥーを入れました。その後歳を重ね結婚、結婚後はもちろんコギャルではありません。そして妊娠しました。子供が大きくなったらなんて説明すればいいのか?まして子供がタトゥーを入れるなんて言った日には悲しくなります。
男性Cさん
若いころ虚栄心のかたまりでした、友達の影響で強くみられたいと思い虎のタトゥーを胸に入れました。
でも大人になるにつれて態度が更生され、上場企業に就職できました。
でも大手の会社には健康診断や、付き合いでお風呂に行くことがあります。毎回何かにつけ逃れてきましたが、今度社員旅行で皆で海に行きます。さすがに今回は断れません。
何で中国、台湾はタトゥーtattoo率が高いんだろう?
実際ここ中国では至るところにタトウーをいれているひとがいます。
そしてその人達は堂々と仕事もしています。さすがに公務員の仕事はできないみたいですが、高校生、大学生、社会人と簡単にタトウーをいれます。
日本でも今や多くの人がタトゥーをいれていますが、やはり日本はまだまだ公に認められていないかもしれませ。例えばお風呂などです、日本では未だに入れない場所が多く存在します。
タトゥーお断り、タトゥーを入れている人=反社会的な人のイメージがまだまだ根強いのです。
不思議なもので、海外の喫茶店などでタトゥーの入った店員さんが接客をしてくれても何も感じないのですが、日本で同じような場面に出くわしたら眉をひそめてしまう人も多くいます。
これは日本人特有の偏見と文化が関係しているのかもしれませんが。
また仕事場でも堂々とタトゥーをだして仕事をしているサラリーマンは少ないのではないでしょうか?でもここ中国、台湾は大丈夫です。
公共のお風呂やプールなどでタトゥーお断りの看板など見たことがありません。
サラリーマン、OL、店員、大学生、がっつりタトゥー丸出しで働いていていいます。
同じ会社の人間も、お客さんも何もないかのように接しています。
日本だとちょっと違和感がある光景かもしれませんが、周囲は気にしていません。
多少の偏見はあるかもしれませんが、日本に比べればないようなもんです。
日本企業が行う中国人向けの求人情報でほぼ、確実に見るのが、タトゥーの入っていない人とう条件があります。
日本企業が日本人に行う募集要項ではなかなか見ない文言ですよね。
それだけ、中国や台湾では一般の人にタトゥーを入れている人が多い証拠ではないでしょうか。
tattooって消せるの?
タトゥーは簡単には消えないようになっているそうですが,いろいろな除去方法があるみたいです。
レーザー除去(タトゥーを焼き消す),除去手術(タトゥーを切除する),削皮術(ワイヤーブラシで皮膚を削って表皮と真皮を取り除く),サラブレイジョン(タトゥーが彫ってある皮膚を食塩水に浸す),スカリフィケイション(酸性溶液でタトゥーを取り除き,その場所に瘢痕を作る)などです。こうした方法は,費用がかかるうえ,痛みが伴うこともあるそうです、ある若者雑誌では,「タトゥーを入れる時よりレーザーで取り除く時のほうが痛い」と説明していました。
そしてタトゥーを入れる時の費用はさほど高くないですが、消す手術となると莫大なお金がかかります。
身体の健康面でも被害が出てきてしまいます。
もちろんタトゥーを入れるいれないは自由ですが。ここ中国ではいとも簡単に至るところに流行の模様を入れている若者がいます。
流行りのアニメや、模様は数年後に飽きないか、またその流行が廃れた時に、後悔しないか、そんな事も考えずに全身の至るところにタトウーをいれている彼らに国民性の違いを感じさせられる一面でした。